【追放切手】昭和戦前切手買取価格とは？？

第二次世界大戦終戦後、連合国の占領下にあった日本では、GHQの支配下にあり、戦前のあらゆる価値を否定し、日本社会を根底から覆す施策が取られました。

それは農地改革、財閥解体、重工業の解散など戦前の日本を象徴する社会をぶち壊し、二度と戦争のために日本を立ち上がらせないよう日本人を骨抜きにすることを一番に考えて取られた政策と言えるようです。

GHQのトップのマッカーサー元帥はかつてのフィリピン戦で日本軍に敗退しており、日本人が再度、戦争に向かうことを恐れ、日本人の一致団結を促すような神道や戦争礼賛を禁止し、日本時を骨抜きにする政策を取っており、その改革は切手にまで及びました。

1946年、国家神道や軍国主義を象徴するような切手の使用は禁止されましたが、一般国民は禁止後も戦前の軍国調の切手も通常に使用していました。

しかし、ある時、マッカーサーの元に届いた手紙の中に大東亜共栄圏を描いた切手が貼ってあり、激怒したマッカーサーは1947年8月31日をもって国家神道、軍国主義、日本の軍拡を喋々する切手を追放切手とし、使用禁止としました。

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1947年8月31日をもって、民間人所有分の切手も使用禁止となり、使用可能な切手との交換という形で取引がされており、「追放切手」の現存物は少ないようです。

「追放切手」の現在の取引価格を切手専門の販売店を調査し、上記図にまとめています。基本的に戦争を賛美する切手、国家神道に繋がる切手などは使用禁止となっています。

GHQにより、使用禁止となった切手は現存物も少なく、日本人の判官贔屓により使用禁止にされた切手に人気が集まることも考えられますね。

乃木大将などは、日露戦争の旅順攻略などで有名となり、明治天皇の死後、殉死していますが、日露戦争後は後進の育成にも尽力しており、日本国内で神格化された将軍でもある為、日本の戦争崇拝につなげられたのかもしれないですね。

この「追放切手」に関しては、1947年8月31日付で使用できなくなることもあり、その最終日に記念として使用する人もあり、使用済み切手であっても、価格が付く場合が良くあるようです。

ヤフオクなどを覗くと、店舗での販売価格より安値で販売していることもあるようなので、古い切手を見つけたらまずは切手専門店での査定を依頼したほうがいいですよ。

3社ほどで相見積を取ることで、所持している切手の相対的な価値や扱われ方を知ることが出来ます。

相見積を取る場合、切手専門店を巡り歩くのも大変なので、インターネットや電話で無料で出張査定を依頼できる業者で見積を取って一番高い業者での買取をおすすめします。

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もともと、普通切手の絵柄は動物や風景などが多かったのですが、昭和に入り、大戦末期になると戦争を推し進める為、プロバガンダの要素の強い切手の図柄も採用されるようになりました。

GHQの「追放切手」と言われる切手の使用禁止令はやり過ぎとも取れますが、それだけ大きな大戦であり、目的に向かい一致団結した日本国民に対する畏敬の念があったと考えると理解も出来ますね。

昭和40年代であれば約80年前の切手であり、もしかすると家に昔の手紙が残っていたり、切手収集の時に残っている切手もあるかもしれないですね。

実家の整理など、大変ですが、額面以上の買取価格が期待できる切手などが出てくる可能性を考えると、がぜんやる気になりますね。

ヤフオクを見ていると「この切手がこの値段で買えるの？」っていうことがよくあります。

掘り出し物が出てくるということが個人売買の良さでもありますが、自分が売るときは出来る限り高く売りたいですよね。

そのためには切手の現在価値を知る必要があります。

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