【切手買取】文化人切手シリーズ　vol.2　野口英世

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1949.11.3、文化人切手シリーズ第一弾として、野口英世切手が発行されました。文化人切手シリーズ18種の中で唯一第1種版と第2種版が発行されており、切手コレクターの間では第二種版に人気があり、高値で取引されているようですね。

野口英世と言えば、私の世代では1,000円札のイメージが強く、小学生の頃、野口英世の漫画偉人伝が図書室にあったので、借りて読んだ記憶があります。

1993年-1997年の4年間、名門第三野球部の作者むつ利之さんにより、野口英世物語がマガジンで連載されていましたね。当時、中学生でしたが、マガジンの紙面で野口英世物語を読んで、その生きざまに感動したことを覚えています。まさに、偉人と言える人物ですね。

1876.11.9福島県三ツ和村三城潟で生まれ、2歳の時にいろりに落ちて左手に大やけどを負うことに、左手の指が開かないハンデを背負いながら三ツ和小学校に入学し、持ち前の頑張りで優秀な成績をおさめました。

小学校入学後、左手の手術を受け、左手の指が動くようになり医術に感銘を受け、自らも医者となることを志すようになります。

20歳で医術開業前期・後期試験に合格し、医師の資格を得て順天堂医院に勤務するようになります。

翌年に、伝染病研究所助手となり、英世と改名します。

その翌年には横浜海港検疫所に検疫医官補として勤務しペスト患者を発見したことを評価され、清国に赴き国際予防員会中央病院に勤務するようになりました。清国では防疫に従事し、残留を希望されるほど評価されていたようです。

その後、アメリカに渡り、フレキスナー博士の助手となり、蛇毒研究の成果を発表。

翌年、ペンシルベニア大学病理学助手、その翌年にはカーネギー学院研究助手となり、デンマークに留学、国立結成研究所に入り、その翌年には帰米しロックフェラー医学研究所の一等助手となりました。

1928年51歳で西アフリカ・アクラで黄熱病研究中に、黄熱病に罹り殉職するまで、一線を走り続けた天才的な医学者ですね。

業績があまりにも多い為、途中端折りましたが、それでも普通の人では達成できないような人生を送っている偉人ですね。

伝染病の防疫に生涯をかけ、自らも黄熱病にてその生涯を閉じた野口英世の一生ですが、その生涯にはドラマ性があり、その死後も1,000円札になったり、少年マガジンの主人公として活躍するなど、広く一般に周知される偉人です。

認知度が高いだけに、切手にも人気があり、額面8円の切手が100円～200円で取引されているようです。

使用済み切手であっても価値がつくようなので、もし、譲り受けたコレクションの中にこの切手があれば是非、買取査定をすることをお勧めします。

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