【切手買取】文化人切手シリーズ　vol.7　新島襄

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新島襄切手とは？

1950.11.22、文化人切手シリーズ第六弾として、新島襄切手が発行されました。新島襄と言えばというと私の不勉強の致すところで名前は聞いたことがありますが、どういった経歴の持ち主なのかということはあまり知りません。

俳優の宍戸錠ならしっているのですが、こちらはあまり関係ありませんね。

どういった経歴の持ち主なのかとネットで調べてみたところ、同支社の創立者だったんですね。

なんとなく聞いたことがあるような気がしていましたが、同支社の創立者であれば聞いたことがあるはずですね。

新島譲の人生

1843年、安中藩の江戸詰の下級武士の長男として生まれ、日本の近代化の先駆者となるべく、1864年、21歳の時に函館から脱国し、アメリカのボストンにわたりました。そして大学在学中にキリスト教の洗礼を受け、アカデミー卒業後、アーモスト・カレッジに学び、キリスト教の宣教師として帰国することを考え、アンドーヴァ神学校でニューイングランド神学を学びました。

当時、進んでいた欧州の近代国家を作り出した支配階級は、中、高等期間がキリスト教人格主義教育、全人教育を通して、知・徳・体の調和の取れたトータルな人間を教育を施され、その彼らが政治、経済、文化、教育をリードしていることに新島譲は注目していました。

新島襄は欧米文明を作り、支えている人たちはキリスト教への信仰心を持ち、デモクラシー（民主主義）を体得した独立自尊の人間であり、このような人間を日本で教育することこそが、日本の近代化につながるという確信を持っていました。

帰国した新島は日本の近代化のリーダーとなる人物を育成するために、京都に同支社英学校を設立しました。

キリスト教人格主義教育を通して、近代科学を享受し、デモクラシー（民主主義）を体得した人間教育は、学生たちを触発、感化し、新島の教育の下、日本の社会事業の草分けとなる人物を多く輩出することとなりました。

日本の将来を憂い、アメリカ留学をした経験を活かし、教育界から日本を支える活動をした偉大な人だったようですね。

まとめ

同支社の設立者として、教育界に大きな影響を残した新島譲は志半ばで46歳の若さで亡くなっています。しかし、その情熱は新島に学んだ生徒に引き継がれ、現代日本の草分け事業を担う人材を育成するという新島の理想を体現する形で表れています。

この新島襄切手ですが、発売当時8円の額面で販売された切手も現在では並品で200円、美品では倍の値段で取引されるほど人気のある切手となっています。

切手の保存状態などによって倍ほども金額も変わる為、メルカリやヤフオクに出品する前に一度、プロの鑑定士に鑑定依頼をすることをおすすめします。

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