震災切手とは?
大正12年9月1日に起こった未曽有の震災である関東大震災により、切手の発行・管理を担っていた印刷局・逓信省(ていしんしょう)の切手倉庫が全焼し、全国に補充する切手がなくなってしまいました。
電話設備も壊滅しており、現在のようにラインなどのSNSもない当時では、郵便が最も有効な通信手段となっていることもあり、震災後に最も製造を急がれたものが切手となっていたようです。
新しい切手を増刷を掛けるにしても、国家管轄で切手の印刷・管理を行っていた印刷局の切手製造工場も焼失した為、応急処置として関西の印刷会社に震災切手の発行を依頼し、続いて関東の会社も切手の印刷を手伝って2社の印刷会社で震災切手を発行する流れとなりました。
当時、目打ちを開ける穿孔機も、裏のり引き機も印刷局の工場にしかなかったため、震災切手では原則的に目打ちや裏のりが省略され、目打ちの代わりに切り取り用の点線が印刷される形となり、震災の翌月10月25日より発行されました。
しかし、印刷局が予想以上に早く復旧し、大正13年の春には切手の製造が再開されるようになりました。
そのため、暫定的に発行された震災切手は製造数の半分が売りさばけないまま大正14年4月30日限りで廃止となりました。
震災切手の価値とは?
大正12年10月25日~大正14年4月30日と約1年半という短い期間で発行された震災切手は現存枚数も少なく、コレクターの間では大変人気があり、現在でも高値での取引がされているようです。
特に、額面20銭の震災切手の人気が高く、美品であれば額面の5,000倍の価値ともなる10,000円で取引されることもあり、高額面の切手であれば1枚で数千円の価値となることもあるようですね。
大正時代の第一種郵便料金(普通郵便)は15gごとに3銭、はがきは1.5銭となっており、使用頻度の高い1.5銭と3銭の切手は発行部数も多い為か、比較的安値での取引がされているようです。
最安値の買取となる額面3銭の震災切手であっても1,600倍の480円で取引されることもあり、震災切手の市場価値は総じて大変高いと言えますね。
もし、シートで見つかれば、いい値段での販売も期待できますね。
まとめ
関東大震災という未曽有の災害の中、国民の通信インフラを守る為、民間企業が協力して印刷した震災切手ですが、切手コレクターからの人気も高く、現存数も少ない為、大変価値のある切手と合っています。
切手の保存状態などによって倍ほども金額も変わる為、メルカリやヤフオクに出品する前に一度、プロの鑑定士に鑑定依頼をすることをおすすめします。
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