加刷切手とは?
「加刷切手」というと、語彙的に難しいイメージがあるかもしれませんが、既に発行済みの切手に何らかの事情があってそのまま使用できない時に切手に判を押したり、上から印刷を加えるということがあり、それを総称して「加刷切手」と呼んでいます。
18世紀から19世紀にかけては多くの国や地域で実際に「加刷切手」が発行されています。
例えば、郵便料金が急に値上がりして、既に発行済みの切手が多数ある場合、「80円」の額面を消し、「90円」を上から印刷して「90円切手」として使用することもあったようです。
また、以前に紹介した日本の「軍事切手」のように、軍隊用の切手作成が間に合わず「軍事」という文字を加刷して使用する例もあったようです。
欧州国家が植民地争奪戦を繰り広げていた帝国主義時代では、植民地から独立を勝ち取った地域や、新たな国の植民地となった地域では新しい国家における切手の発行が間に合わず、それまで流通していた切手に新しい国や地域を加刷し使用することも多かったようです。
太平洋戦争後、日本から独立した朝鮮半島や台湾でも短期間ですが、使用されていたようですね。
この加刷切手は、あくまでも正規の切手を発行するまでの繋ぎの期間に使用する切手でもある為、発行時期も短く、発行部数自体が少ない場合が多い為、希少価値が高くなることが多い切手と言えそうですね。
加刷切手価値とは?
一般的に加刷切手は希少価値が高いものが多く、軍事切手のように当時一般的な使用用途であった額面価格3銭の切手が3,000円以上で取引されることがあったり、台湾の日本からの独立時に発行された台湾数字切手に印字された加刷切手も軍事切手以上の高値での取引がなされている切手もあるようです。
しかし、切手コレクター間での人気も高く、希少価値の高い切手であるだけに、偽物が出回っている切手も数多くあり、高値で購入する場合、注意が必要な切手でもありますね。
高価な切手でもある為、出来るだけ信頼のおける実店舗を持つ切手専門店で購入したほうがいいかもしれないですね。
まとめ
時代の趨勢により、短期間で発行されてきたことも多い「加刷切手」ですが、偽物も多く素人が真贋を判定することは困難を極めると考えています。
切手専門店の専門家といえどもその判断が正確と断定することは出来ないので、出来れば3社以上で相見積を取り、複数人以上の意見を取り入れて真贋の判断をしたほうが良いですね。
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