【切手買取】2次文化人切手シリーズ　vol.10　宮沢賢治

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宮沢賢治と言えば、「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」を思い出しますね。「銀河鉄道の夜」はあまり内容を知りませんが、「雨ニモマケズ」は昔、この詩を題材にした小説を読んだことがあって記憶に残っています。

「雨ニモマケズ」人に尽くす、こんな大人に私はなりたいという内容ですが、学生だった当時、そんな人間はいないだろうと自分の狭い世界で考えていましたが、大人になって久しい現在では、宮沢賢治は大人になってもその純粋な心を持ち続けた人物だったんだなと感じています。

宮沢賢治は1986年に、岩手県にて生まれ、町立花巻川口尋常高等小学校入学し、エクトール・マロ原作「家なき子」や「海に塩のあるわけ」などの童話や民話に触れるようになります。

13歳で小学校を卒業、成績優等で「高等小学読本」等を与えられ、県立森岡中学校へ入学します。

中学4年生（16歳）で「歎異抄（たんにしょう）」を読み、感動をするとあります。「歎異抄（たんにしょう）」は、親鸞の弟子唯円が親鸞の死後、師匠親鸞との対話を思い出しながら悪人こそを救うべきという「悪人正機説」などの是非を論じたものと言われていますが、16歳で随分難しい仏法書を読んでいたのですね。

中学5年生になると、宮沢賢治たち4年生・5年生が中心となり、学校の寄宿舎の舎監の排斥運動を行ったことで、学校側は4年・5年の寄宿生全員に退寮を命じ、以後、宮沢賢治は曹洞宗の清養院というお寺に下宿することとなりました。

現在では、宮沢賢治が下宿していたお寺として、岩手県の観光スポットになっているようですね。

盛岡中学校卒業の1年後、盛岡高等農林学校（現在の岩手大学農学部）へ首席で入学し、地質調査研究等を行い、卒業後は農学校などで農民の教育や指導に当たり、詩や童話を書いて暮らしていました。

農民の教育を通じて農民の生活を知るにつれ、宮沢賢治は学校を退職し、羅須地人協会を立ち上げて稲作指導などを行っていたようです。

37歳、急性肺炎でこの世を去るまで、郷土岩手をこよなく愛し、「イトーハブ」と呼んで、県内のあちこちに足を運んでいたようですね。県内のいたるところに、歌碑や詩碑が残されています。

37年という短い年月の中で、多くの人々の記憶に残る作品を残し続けた宮沢賢治切手

ですが、発売当時の額面80円に対して、額面130円で販売されていることもあるようですね。

まだ、発行日より、日も浅い為、あまりプレミアが付いていませんが、今後、年月が経てばプレミアも付くかもしれないですね。

切手の保存状態などによって倍ほども金額も変わる為、メルカリやヤフオクに出品する前に一度、プロの鑑定士に鑑定依頼をすることをおすすめします。

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