飛信逓送切手(ひしんていそうきって)とは?
江戸末期の倒幕運動では、支配階級である武士たちの活躍により江戸幕府は倒れ、日本は300年も続いた幕藩体制という地方分権国家から、明治政府という天皇親政国家に生まれ変わり、廃刀令、廃藩置県と旧武士階級の力を徐々に削ぎながら、地方の力を鈍らせ強力に中央集権国家作りを推し進めました。
旧公卿や旧大名のように、廃藩置県後も華族として明治政府においても特権階級として禄を食んでいた人たちとは違い、明治新政府で立身出世した一部の氏族を除き、一般の氏族階級は食禄を失い、明治新政府に対して不平不満を持つものも数多くいました。
江藤新平、島義勇を中心として、2,500人以上が参加する大きな動乱となった佐賀の乱、明治9年の廃刀令に反発した大田黒伴雄などが率いる敬神党が熊本で起こした神風連の乱、この神風連の乱の3日後、宮崎車之介、今村百八郎らが福岡県で起こした秋月の乱、この秋月の乱に呼応して山口県で起こった萩の乱など、明治初期には明治政府に不平不満を持った氏族階級による反乱が相次ぎ、電信に変わる非常時の通信手段が求められました。
そこで、明治政府は公用無料軍事郵便として飛信逓送切手(ひしんていそうきって)を作り出し、非常時に後払いで郵便を使えるようにしました。
この飛信逓送切手(ひしんていそうきって)は、西郷隆盛による西南戦争時に盛んに使用されますが、西南戦争を鎮圧したことにより、武装蜂起する氏族階級は壊滅し、日本国内は安定するようになり、電信網の発達も手伝って利用数が激減し、1917年に廃止されることとなりました。
飛信逓送切手(ひしんていそうきって)は郵便に貼り付ける性格のものではなく、公用の書状に添えられて郵便に出され、後ほど明治政府に対して運賃を請求するための証拠となったものであり、公用以外の使用は出来ず、使用・未使用に限らず現存するものが少ない為、高値での取引となることが多いようですね。
まとめ
飛信逓送切手(ひしんていそうきって)ですが、今回は海軍用を見本として載せていますが、こちらは100,000円を超える高値で取引されることもあるようですね。
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