沖縄はがき デイゴ10銭・15銭とは?
このはがきが発行された1948年、日本の本土では戦後復興期を迎えており、終戦後のインフレも手伝ったためか、同年1月1日に新郵便法が施行され郵便料金も封書5円、はがき2円と大幅に改定されました。
戦前の郵便料金に比べると実に70~80倍の料金となっており、当時の物価が大幅に上がっていく様子が郵便料金の変遷からも見て取れますね。
日本の無条件降伏により、沖縄では1945年~1972年までアメリカによる占領政策を受けていた為、少し事情が変わります。
終戦後~1948年7月20日まで、沖縄では日本円と米軍軍票が使用されていましたが、1948年7月21日から沖縄では日本円の使用が禁止され米軍軍票に「B」と記載された通称「B円」と呼称される米軍軍票が通貨として使用されるようになりました。
沖縄における占領政策では、4地区に分かれて統治され、郵便業務も4地区それぞれに独立して行われていましたが、沖縄における4地区の郵便料金もはがき「沖縄地区 15銭、宮古地区 1円、八重山地区 50銭、奄美地区 15銭」とバラバラであり、1949年8月1日に郵便料金が統一されるまで各地区の裁量に任されていました。
1948年7月1日に発行された沖縄統一切手と共に、今回取り上げたデイゴをデザインしたはがき、沖縄はがきも発行されましたが、10銭はがきが適正価格である地区がなく、不足料金を別納するなどして使用したようです。
1952年4月1日に4地区は統合されて、琉球政府が樹立するとともに、郵便行政も統一されることとなりました。
1958年9月16日~20日にかけて、沖縄で使用されていたB円は全てドルと交換され、それ以降、日本返還まで沖縄ではドルが通貨となりました。
その為、終戦後から1958年までの短い期間で発行されたはがきも年代の割には現在も高い価値で取引されているようですね。
まとめ
第二次世界大戦終戦後の混乱期、日本経済はインフレによる物価高騰で郵便料金も大幅に改定されました。米軍による占領統治を受けた沖縄では更に複雑な経済状況となり、その当時使用された切手やはがきは高い価値で取引されるものも多くあるようですね。
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