未発行 陶貨とは?
昭和初期から終戦までに発行された貨幣は1銭・5銭・10銭の少額貨幣で50銭以上の通貨は紙幣で発行されていました。
昭和8年から昭和12年にかけて日中間の関係が悪化しており、戦時に備えて軍需素材となるニッケルを備蓄する為、通貨の素材はニッケルが採用されるようになります。
昭和13年4月1日には国家総動員法の公布に伴い、臨時通貨法にて昭和13年からアルミ銭を発行し、上記、ニッケル素材の通貨の回収が始まりました。
昭和19年、戦線を拡大し過ぎた日本は各地での戦局が悪化し、とうとう金属自体の供給も不足することとなり、楠正成5銭札、八紘一宇10銭札などの少額貨幣までもが紙幣で発行されるようになりました。
そして、第一次世界大戦時のドイツで製造されたとされる陶器製の貨幣の製造を企画しました。
造幣局では陶器製の貨幣の製造は不可能だった為、京都、瀬戸、有田の民間業者に製造が委任され、試作品が製造されたものがこの陶貨と言われるものです。
当初の計画では10銭陶貨 5億枚、5銭陶貨 5億枚、1銭陶貨 7億枚となっていましたが、計画枚数にまでは至らず、1,500万枚の製造数に過ぎなかったため、その陶貨の発行は見合わせることとなり、そのまま終戦を迎えてしまい、10銭・5銭・1銭陶貨は未発行のまま終戦を迎えることとなったようです。
このまま未発行となった陶貨は、廃棄されることとなりますが、流出したごく一部が現在も古銭市場に出てくるようですね。
まとめ
太平洋戦争時、疲弊した日本は、軍需品として銅などの金属製品が枯渇し、戦局の悪化により南方からの輸入にも事欠く次第となり、ついには陶製の貨幣を製造するに至りますが、その貨幣は世に出ることは無く、未発行となり破棄されています。
1部、現存している陶貨は1銭が最も価値が低く、数千円程度の買取価格となっており、5銭・10銭は4万円~5万円の買取価格となっています。
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