【切手買取】第一次昭和切手　東郷元帥

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東郷平八郎は世界三大提督の一人として数えられるほど、世界的に有名な人です。国内でも、従一位、大勲位、功一級、侯爵に叙せられており、その名前は日本人なら誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

海外でも人気のあった東郷平八郎は日本人として初めて「TIME」の表紙を飾るなど、逸話にも事欠かないですね。

最も有名なのは、日露戦争時の日本海戦におけるバルチック艦隊の殲滅ですね。この時の戦闘ではバルチック艦隊の目前で回頭し、丁字先方を取ったとも言われていますが、艦隊射撃の正確性でもロシアのバルチック艦隊をはるかに凌駕していたと言われています。

日露戦争当時の艦隊射撃では射撃手の練度にその成否は左右されるような状況でしたが、一発ずつ角度を変えて艦隊射撃を行い、敵船に当たった射撃角度に合わせて射撃をするという方針を採用しており、当時として艦隊射撃精度が高かったことも、日露戦争における日本海戦での大勝利につながったようですね。

東郷平八郎は、薩摩藩下級武士の居住地である鍛治屋町で生まれました。鍛治屋町とゆうと、西郷隆盛・大久保利通・大山巌・山本権兵衛など、幕末の倒幕運動及び明治政府での指導者的立場で活躍したそうそうたる人物が固まっている地域ですね。

当時の薩摩藩では「郷中教育」が行われており、年長者が年少者の面倒を見て相撲・剣術・儒教の勉強を教えるということが一般的だったようですね。

幼いころから、日本の歴史を変えるような人物と関わってきたことが、東郷平八郎の活躍につながったと考えられますね。

東郷神社が作られているように、東郷平八郎は海軍で神格化されてきました。日露戦争後の20年後には日本人による八木・宇田アンテナが開発され世界的な評価を受けますが、日本では黙殺されることとなり、近代海戦におけるレーダー戦で大きく後れを取ることとなります。

第二次世界大戦においても、敵艦戦の発見を目視に頼った日本海軍は、米海軍のパノラマ・レーダーに大敗北を喫すこととなります。

「麒麟も老いぬれば駑馬に劣る」とも言われますが、神格化されてしまった東郷平八郎が昭和初期まで海軍内で権勢をふるったことで、日本の海軍司令部の若返りが遅れ、第二次世界大戦の敗北につながったとも言えるのは世の常とは言え、悲しいことですね。

薩摩藩出身で、戊辰戦争より参戦し、昭和初期まで海軍の中枢に影響力を保ち続けた東郷元帥切手切手ですが、発売当時の額面5銭に対して、30円と60倍もの高値で取引されることもあるようですね。

切手の保存状態などによって倍ほども金額も変わる為、メルカリやヤフオクに出品する前に一度、プロの鑑定士に鑑定依頼をすることをおすすめします。

切手専門の買取店であればプロの鑑定士が常駐しており、切手の時価がはっきりとするので、もし、コレクションを譲り受けることがあれば一度、その価値を査定したほうがいいですよ。

切手買取で、出来るだけ高く売れるよう後悔のない取引をしてくださいね。

ヤフオクを見ていると「この切手がこの値段で買えるの？」っていうことがよくあります。

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