日露戦争軍票とは?
軍票とは、読んで字のごとく戦時に通貨のごとく使用された政府発行の徴発証券とも言える物です。
明治10年に西郷隆盛により、不兌換紙幣が発行されましたが、政府発行として日本で初めて使用されたものはこの日露戦争軍票と言われるものです。
元々、日清戦争時には軍事費を捻出する為、軍票発行の準備が進みましたが、軍票発行するということ自体が日本で初めてということもあり、軍票図案の決定が日清戦争開戦後4カ月を経過しており、そこから印刷終了するまでに戦争は終了してしまい、日清戦争では実際に軍票が発行されることはありませんでした。
この日清戦争での反省を踏まえ、日露戦争時には日露間の関係悪化を見て、前もって軍票を印刷し、日露戦争時に使用する軍票として活躍したようです。
日清戦争では銀本位制を取っていた日本は軍票の作成が間に合わず銀兌換紙幣を使用しており、正貨が海外に流出してしまい、国内経済にも影響を与えたようです。
また、この銀本位制による正貨を使用するためには、現地に貨幣及び兌換紙幣を運び込まなければならず、その労力、時間、経費が馬鹿にならないものとして、軍票を兌換紙幣として発行することの優位性がより高かったと言われています。
基本的に軍票によって、支払いを受けたことに対し、軍票を現銀もしくは正貨と交換することを日本政府は保証していましたが、この日露戦争軍票に関しては日本の勝利を祝う気持ちもあり、交換せずに持ち帰った人も多数いるとも言われており、1904年といまから100年以上前のものという割には10銭のものでは2,000円と少額の軍票にはあまりプレミアが付くこともないようですね。
この軍票ですが、敗戦国が必ず払うとも言えず、問題も多いようです。
太平洋戦争後には日本政府が発行していた軍票は、サンフランシスコ講和条約による連合国の債権放棄により、紙切れとなり、日本軍により強制的に軍票に両替をされていたフィリピンや香港で住民による戦後補償を求める動きがあるなど、国際問題となる動きもありました。
まとめ
日露戦争時に発行された軍票は発行後からの経過年数を考えると、あまりプレミアはつかないようですが、もし10円券などを実家の倉庫などで発見すれば20万円以上の価値となるお宝となりますね。
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