日露戦争軍票とは? 軍票とは、読んで字のごとく戦時に通貨のごとく使用された政府発行の徴発証券とも言える物です。 明治10年に西郷隆盛により、不兌換紙幣が発行されましたが、政府発行として日本で初めて使用されたものはこの日露戦争軍票と言われるもの…
はじめに 日本で初めて、本格的に流通した通貨として「和同開珎(わどうかいちん、708年発行)」が有名で聞いたことがある人も多いと思います。 しかし、実はそれに先立ち「富本銭(ふほんせん、683年発行)」などの鋳造の記録が「日本書紀」に記されており…
ラグビーワールドカップ2019 日本大会記念 1万円金貨とは? 2019年日本で開催されたラグビーワールドカップですが、初のベスト進出を果たした日本選手団の活躍は素晴らしかったですね。日本中がラグビーブームに沸いたことは記憶に新しいと思います。 2019年…
幻の10円玉とは? 昭和25年「臨時通貨法」を改正し、素材を洋銀(銅・ニッケル・亜鉛の合金)として10円洋銀貨は昭和25年~26年にかけて7億枚製造されました。当時の10円洋銀貨は、現在のものとは違い5円や10円と同様に中央に穴があいたものが採用されたよう…
桜切手とは? 1872年7月、日本で最初に発行されていた竜切手に変わり発行された切手で、桜切手との名前の通り、サクラの意匠を使用した切手となっています。 桜切手は日本における切手としては竜切手に続く第二弾の切手と言え、この切手の発行から目打ちや裏…
小判型三五六ハガキとは? 1871年4月20日、それまでの飛脚制度に代わって、東京~大阪間で郵便制度が始まりました。ね その6年後の6月、万国郵便連合(UPU)に加盟し、海外への郵便送達も可能となった為、同年11月20日に発行される形となりました。 こちらの…
竜銭切手とは? 1871年4月20日より、日本の郵便制度が始まった当時、日本の通貨制度は江戸時代と同じだった為、日本最初の切手は額面が「文」表示となっており、目打ちもなく、裏面にノリも付いていない切手が採用されました 1871年の新貨条例が制定され、貨…
昭和すかしなし切手とは? 1871年4月20日に日本の郵便制度が始まってより、切手はお札に比べて流動性が低く、額面も低い為、切手偽造の可能性を考慮していなかったので、日本の切手では偽造防止用の「すかし」が入っていない通常の紙に刷られる形となってい…